この記事では2022年6月度の運用資産と保有銘柄を公開します!
運用資産の状況(22年6月5日時点)
運用資産額:8,475万円
投資元本:2,234万円
損益額:+6,241万円
※1万円以下は切り捨て計算
22年5月は多くの株式銘柄で株価の急落がありました。株式相場全体が将来の株価に対して悲観的になり、なかには保有株を売却された方もいたのではないでしょうか。
私は相場全体が悲観的になるタイミングを待って積極的に投資する戦略を好んでいます。今回の株価急落は良い投資機会と考えて「ペイパル(PYPL)」と「メタ・プラットフォームズ(FB)」へ50万円づつ新規投資しました。株価が落ち着いた良いタイミングで投資できたと思います。
一方で、相場全体が更に下落していくようなら積極的に買い増しを続ける予定でしたが、5月末日にかけて株価の反発がありました。この株価反発を受けて、積極的な買いから様子見の姿勢に変化しています。
2022年はアメリカの急激な金融引き締めが続くので、私は先月のような相場の急落が断続的に発生すると考えています。つまり、より条件の良い投資チャンスがいずれ来ると予想しています。
そのようなチャンスが来た時に現金がなければ何もできないので、6月以降もなるべく焦らずに投資チャンスを伺いたいと考えています。
運用資産の推移
私の運用資産の推移を直近と長期に分けてまとめました。
直近の資産推移
運用資産額は21年12月末から約4,100万円増加しました。
2021年末の時点でアメリカのインフレに対応するため、エネルギー銘柄への投資比率が極体に高いポートフォリオを組みました。しかし、私の予想を超えたエネルギー価格の急騰が起きたことで、保有するエネルギー銘柄の株価が急騰し、運用資産の倍増に繋がりました。
正直運が味方しただけですが、このまま順調に運用を続けられれば後2年ぐらいで資産1億円を超えると予想しています。
長期の資産推移
資産運用を開始時からの推移はこちらです。
2015年から2022年までの7年間で運用資産を大きく伸ばすことができました。
ただ、一時的に資産を大きくするたけでは意味がありません。今後はより慎重な資産運用が必要と考えています。
基本的な運用方針は、資産を大きく減らすようなリスクを避けつつ、割安な個別株への投資を続けることで、複利効果を最大化したいと考えています。
現在の保有銘柄
2022年6月5日時点での保有銘柄の評価額と損益額をまとめました。
保有銘柄 | 業種 | 評価額 | 損益 | リターン |
オキシデンタル・ペトロリアム | エネルギー | 5,856万円 | +5,026万円 | +605% |
ウェルズファーゴ | 銀行 | 919万円 | +503万円 | +120% |
ベライゾン | 通信 | 741万円 | +62万円 | +3.5% |
カーニバル | 旅行 | 269万円 | -73万円 | -21% |
バンクオブアメリカ | 銀行 | 151万円 | +70万円 | +86% |
エイチ・アイ・エス(HIS) | 旅行 | 136万円 | +17万円 | +14% |
キンロスゴールド | 金鉱山 | 73万円 | -17万円 | -18% |
ペイパル | 金融 | 55万円 | +6万円 | +12% |
メタ・プラットフォームズ | ハイテク | 49万円 | 0万円 | 0% |
日本たばこ産業(JT) | タバコ | 47万円 | +10万円 | +27% |
日本航空(JAL) | 航空 | 46万円 | +6万円 | +16% |
iシェアーズ・MSCI・南アフリカ ETF | ー | 10万円 | +3万円 | +43% |
ブリティッシュ・アメリカン・タバコ | タバコ | 9万円 | +3万円 | +50% |
米ドル | ー | 3万円 | ー | ー |
日本円 | ー | 102万円 | ー | ー |
※1万円以下切り捨て計算(配当収益は含めていません)
昨年からオキシデンタル1社への投資比率が高いことを問題と考え、エネルギー銘柄以外への投資を積極的に進めていました。
ただし、現状ではオキシデンタル株の株価が急騰し続けているため、私の入金力では投資比率を下げることができません。焦らずに少しづつ他の銘柄への投資を進めようと考えています。
【マルチバガー達成銘柄】
・オキシデンタル・ぺトロリアム(OXY)
⇒ 2020年の株価暴落時に一株当たり約12ドルで830万円を投資しました。現在では6倍にまで成長しています。この1銘柄への投資だけで含み益が5千万円を超えています。
オキシデンタル・ペトロリアムの株価(OXY)
オキシデンタル・ペトロリアムへの投資では、典型的な逆張り投資を成功させることができました。
この逆張り投資戦略は自分に合っていると感じていますが、「買う勇気」と「売らない勇気」の両方が強く求められます。(私も途中で売りたくなったことが何回もありました)
特にエネルギー銘柄は石油価格の影響を強く受けるため、株価の急騰と急落を繰り返す傾向があります。現在はこの銘柄の売却を考えていませんが、状況によっては売る判断も必要となることが必要な銘柄です。
【ダブルバガー達成銘柄】
・ウェルズファーゴ(WFC)
⇒ この銘柄も2020年の株価暴落時に一株当たり約25ドルで約400万円を投資しました。現在では2倍にまで成長しています。
ウェルズファーゴの株価(WFC)
ウェルズファーゴも逆張り投資で利益を出せた銘柄です。オキシデンタルほどの利益は出ていませんが、コロナショック時の低い株価の時に投資できたので、多少株価が下落しても元本割れの心配がほとんどない銘柄です。
銀行銘柄はエネルギー銘柄と違い、一生売る必要のない銘柄と私は考えています。コロナショック時のような暴落があれば買い増しを行い、株価が上昇すれば配当金をもらうという戦略で保有しています。
まとめ
先月のまとめと変わりませんが、現在の投資環境は、「アメリカ中央銀行の金利政策」「世界的なインフレ」「戦争」が重要テーマです。私の現在のポートフォリオはインフレと金利政策への対策ができているため、特に大きな変更が必要とは考えていません。
2022年の基本方針についても、変わっていません。
①利益の乗っている銘柄を保有し続ける
②アフターコロナを見据えて旅行銘柄の保有比率を上げる
③現在株価が低迷しているハイテク・グロース銘柄への逆張り投資
では!