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ひよこ投資

【保有銘柄】オキシデンタル・ペトロリアムに投資した理由①(損益額+1070万円)

会社員投資家のひよこです。
保有銘柄について紹介します!

今回は私の保有銘柄で一番の利益を生むことに成功したオキシデンタル・ペトロリアムについて紹介します。

オキシデンタル・ペトロリアムとは

オキシデンタル・ペトロリアム(Occidental Petroleum Corporation)は原油や天然ガスの探鉱、開発、生産を行うアメリカの石油会社です。

2020年度の売上高は約162億ドルです。業界首位の米石油大手シェブロンの売上高は約947億ドルなので、日本での知名度は低いですがアメリカの準大手の石油会社です。

保有株数と損益状況

現在の保有数量は6,370株です。時価評価額にすると約1900万円となります。
(本銘柄はオプション付与が発生したため、一般口座に払い出しされています)

現在の損益額は+1070万円(投資リターン+128.9%)です。
保有銘柄の中で最大の含み益をもつ個別株になっています。

株価推移

オキシデンタル・ペトロリアムの長期株価推移です。

出所:Trading Viewで自己作成したチャートを転載

2019年に莫大な負債を背負って企業買収した直後にコロナショックによる原油価格の大暴落が発生し、株価が40ドル前後から10ドル以下まで大暴落しました。現在は原油価格高騰の恩恵を受け、株価は回復傾向にあります。

株式保有までの経緯

保有前の投資状況

私はコロナショックが発生するまで、世界の株価がバブル並に高いと感じており、個別銘柄への投資は行っていませんでした。 しかし、2020年3月頃にコロナウイルスによる株式の暴落が発生したため、個別株の株式を購入するタイミングが来たと考え、実際に購入する購入銘柄の選定を行うことにしました。

銘柄選定の過程

当時私が行った銘柄選定の方法は、有名機関投資家の保有株式を分析し、コロナショックにより一番株価が暴落した銘柄を購入するという方法でした。

具体的な選定過程については別記事に記載する予定ですが、
以下のサイトから超有名投資家ウォーレンバフェットの投資会社であるバークシャーハサウェイ社の保有銘柄から一番株価の暴落している銘柄を調査しました。
https://www.dataroma.com/m/home.php

その結果、当時バフェットの保有銘柄であったオキシデンタル・ペトロリアムを見つけました。

ここから実際の株式保有に至るまでには、さらに原油相場の大底を確信するまで待ってから購入しました。その時の考え方についても別記事に記載します。

投資アイデア

私は「業績の素晴らしい大手ハイテク銘柄」や「成長著しい新興企業銘柄」に投資することが苦手でした。なぜなら、株価の天井と底の判断ができないため、購入するタイミングが分からないだけでなく、いつ売却すればよいかも自分で判断できないからです。

一方、今回紹介した石油銘柄のようなコモディティ商品を扱う企業は商品価格サイクルが業績大きく影響するため、長期的な視点では株価の大底や天井の判断ができる可能性があります。
私はこのような株価のサイクルを自分で判断できる銘柄への投資を好みます。

結局のところ、銘柄選択も大切だと思いますが、自分の経験からは投資タイミングの方がもっと重要だと考えています。タイミングがよければどんな銘柄でも利益が出ます。

次の記事に続きます。

【保有銘柄紹介】オキシデンタル・ペトロリアムに投資した理由②

おすすめ図書

■市場サイクルを極める-勝率を高める王道の投資哲学 著者:ハワード・マークス
 ⇒投資タイミング、世の中のサイクルについて解説しています。私はこの本に書かれた投資哲学を学び、コロナショック時に株式中心のポートフォリオに組み替えることを決断できました!

  ■投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識  著者:ハワード・マークス
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