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ひよこ投資

【保有銘柄】ウェルズファーゴに投資した理由(損益額約+430万円)

会社員投資家のひよこです。
保有銘柄と投資経緯について紹介します!
今回は米銀行大手ウェールズファーゴに投資した理由の紹介です。

ウェルズファーゴとは

ウェールズファーゴ(Wells Fargo & Company)はアメリカの大手銀行会社であり、時価総額ベースではJPモルガンチェースやバンクオブアメリカに次ぐ全米第3位の銀行です。同社は住宅ローンやカードローンなどの商業銀行ビジネスを柱とする保守的な経営方針で知られていましたが、近年では2019年に新たに就任したチャールズ・シャーフCEOのもと資産管理やトレーディングといった投資銀行サービスの育成にも力を入れています。

出所:ウェールズファーゴ21年2Qの四半期IR資料から転載

長年ウォーレン・バフェットの投資会社バークシャー・ハサウェイの主力銘柄として知られていましたが、現在は売却されています。

【投資知識】バークシャー・ハサウェイのポートフォリオを調べる方法

保有株数と損益状況

2020年7月~8月に投資を行い、保有数量は1,568株を保有しています。(約840万円)

■ウェールズファーゴ株の売買記録

現在の損益額は約+430万円(投資リターン約+100.5%)となっており、保有銘柄の中でも大きな利益を生んでいます。

ウェルズファーゴに投資した理由

私はコロナショック前から米国株への投資に興味をもっていましたが、株価が高いと感じていたので投資できませんでした。しかし、コロナショックにより米国株の下落したので、米国株への投資チャンスと考え購入銘柄を検討しました。

銘柄の選定方法は、アメリカの有名機関投資家たちが保有している銘柄の中で一番値下がりの大きい銘柄にチャンスがあると考えて調査しました。私は「DATAROMA」という英語サイトで、有名な機関投資家の保有株式を確認しています。
https://www.dataroma.com/m/holdings.php?m=FPPTX

実際に有名機関投資家の保有銘柄は以下のように調べることができ、超大手ハイテク銘柄を保有している機関投資家が多いことが分かります。

出所:DATAROMA Superinvestors Portfolio Holdingsより転載

私が注目したのは、上位5番目に位置するウェルズファーゴでした。同社は、住宅ローンやカードローンなどの商業銀行ビジネスが主体のため、コロナショックの影響は他の銀行よりも大きく、株価が大暴落していました。

■ウェルズファーゴの長期株価チャート

出所:Tradingviewで自己作成し転載

一方で、多くの機関投資家はウェルズファーゴ株を保有しており、実際に2020年4月~6月の機関投資家のウェルズファーゴ株への投資状況を以下に示しますが、保有数量を大きく買い増していることが確認できます。つまり、個人投資家が株価の暴落に耐えきれず売っている間に、機関投資家はチャンスがあると見て買っていたのです。

出所:DATAROMA Superinvestors Portfolio Holdingsより転載

投資タイミングの見極め

有望な銘柄を見つけたので、実際にウェルズファーゴ株を購入することを決めました。購入タイミングは、機関投資家の買い増しを確認できた20年7月から購入を始め、8月までに約400万円ほど投資を行い増した。平均的には約25ドルの株価で購入しました。

■ウェルズファーゴの直近5年間の株価チャート

出所:Tradingviewで自己作成し転載

私のように機関投資家の株式購入状況を確認し、その後にゆっくりと購入しても、底値に近い株価で購入できます。私は購入銘柄やタイミングを自分で判断せず、機関投資家の動向を観察しながら、大きく下がった銘柄が反転するタイミングを見計らって投資する方法を使っています。自分で判断することが少ないのでおすすめです。

投資成果

平均株価が約25ドルで投資し、現在の株価は約48ドルまで回復したため、利益を得ることができました。同社の株を売却する予定はなく、配当金をもらいながら株価が暴落する局面があれば買い増しすると思います。

投資アイデア

私の考え方や投資アイデアを紹介します。

私は投資で損をすることが嫌いなので、本当のチャンスが来た確信できない場合には株式の購入を控えています。その代わりチャンスが来たと感じた時には大きく投資するようにしています。これまでの運用資産推移を示しますが、私のような投資法でもこれまで大きな損を出さずに資産運用することができました。

【保有銘柄】現在のポートフォリオ(21年8月時点)

もちろん、ハイテク株や小型のグロース株に投資することで比べものにならないほどの大きな利益出す方法があるのかもしれませんが、私は経済サイクルの底で株式を買う方法が最も損失を出すリスクが少なく、利益も確実にだせる方法と考えています。

有名な投資ブログの日々の更新を観察しておき、20年3月ぐらいの全員が悲観的なムードの記事を書き始めたら、機関投資家が保有している株式を探してひっそりと買えば上手くいくと思います。

これからも投資のチャンスが来たと感じたら積極的に情報発信したいと思います。